おさんぽしているだけじゃ物足りない…!もっと文人を感じたいんだ…!
そんな衝動に駆られ、本郷に文人スイーツがあるという噂をもとに さっそく訪ねてみました。
【今回のお店:御菓子司 喜久月】
都営大江戸線本郷三丁目駅、菊坂近くにある老舗「喜久月」さん。
のどかな街並みにぴったりな和菓子屋さんです。
店内に入ると、対応してくれたのは優しそうなおばあちゃん。
奥の居住スペースからゆっくりいらっしゃって接客してくれます。
そんなイメージでいたら、お会計の際に「dポイントはありますか?」と聞かれたギャップにびっくり!
昔ながらの老舗の雰囲気と、現代の決済システムの見事な融合を見せていただきました。
【商品紹介】
こちらで買うことができる文人和菓子はこちらの三つ。
夏目漱石がモデルの「そうせき」
彼の大好物だったピーナッツを求肥に練り込み、竹皮で包んだものです。
ピーナッツのつぶつぶがアクセントになって、飽きさせないお味。
夏目漱石が現代にいたら、やみつきになること間違いなし!
次に、この「おぼろ月」
樋口一葉の「朧月」をイメージしたそうです。
見た目が霧などで霞んだ月を思わせます。まさにおぼろ月!
周りの白いのが砂糖で、ふっくら生地で白あんをサンドしています
なんとも上品なお味!
最後は、こちら。「雁」です。
森鴎外の代表作「雁」の世界が和菓子になりました。
見ての通りかなり凝った和菓子!
とっても綺麗です。
空飛ぶ雁はあんこの寒天、周りは練り切りで作られており、中身はこしあん。
かなり甘め、渋いお茶と一緒に食べるとgoodです。
甘党だった森鴎外。もしかしたらこういう和菓子を食べていたかもしれません。
文人スイーツの他にも綺麗な和菓子がいっぱい!
皆さんもぜひ、胃袋の中から文人を感じてみてください。
【御菓子司 喜久月】
営業時間:9:00~21:00
定休日:日曜
webサイト:http://home.s07.itscom.net/kikuduki/
お問い合わせ:03-3811-0467
“御菓子司 喜久月:創業60年を超える老舗和菓子店” への1件の返信